ハチミツ
はちみつの歴史
クレオパトラも使っていたと言われるハチミツ、ハチミツは数千年前からあったといわれています。古い記録としては、紀元前6000年頃に描かれたスペイン・アラーニャ洞窟の壁画は、蜂の巣を取ろうとして手を伸ばしている女性と6匹の蜂が描かれています。
ミツバチに関する神話は世界各地で見ることができ、ケルト神話やギリシャ神話では、ミツバチが神話のモチーフとして登場しています。
紀元前1600年前に書かれた古代エジプトの書物にハチミツを使用していた記載があります。ギリシャ・ローマ時代には日常の食品として使用されるようになったと言われています。
日本ではかなり遅く、文献にハチミツが登場したのは大化の改新直前の日本書記にミツバチが出てきます。
平安時代は貴族たちは、ハチミツを使っていたという記録がありますが、一般には普及していなかったようです。
江戸時代になると少しずつハチミツの存在が知られるようになり、明治時代に西洋ミツバチが輸入されたことで、普及していったと言われています。